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前橋市議会議員の近藤よしえのブログです


by kondou-yoshie

ギガスクール構想は競争教育や格差教育を助長する懸念、タブレットはあくまでも学びの手段

13日の教育福祉常任委員会決算審査で下記のように求めました。

前橋市は昨年度ギガスクール構想に基づいて児童生徒に1人1台タブレットを約19億円かけて配備しました。

文科省はギガスクール構想の目的は、子どもたち一人ひとりに対して個別最適化された創造性を育む教育、主体的かつ対話的な学びのツールとなると述べています。

どの子も等しく学び、わからないところもしっかりと理解できるようにするのが学校の役割でありそれを補完するツールとして活用することは大事です。

競争教育や教育格差を生む可能性

しかし、今回のギガスクール構想の本来の目的は、ICTを活用して、できる子はどんどん学習を進めて、飛び級までできる優秀な人材を育てること。一方、学習についていけない子は最低限のICT活用ができるようにすることを狙っているのではないでしょうか。
 実際にSociety 5.0に向けた学校の在り方では、財界が求める人間像として、ICT分野で世界に大きく水をあけられている日本にとってICTを活用して世界の先端をゆく人材の育成を目指すという産業界の要請に応えるためです。それを、推進すれば、教育が大きくゆがめられ画一化された人間を育成することになる危険性があります。

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 少人数学級こそ最優先課題

教育のICT化に関し、授業環境の先進度で、全国1位の佐賀県は87・1%で、最下位の秋田県は17・3%です。デジタル教科書の整備率は佐賀県は100%で全国一です。他方、全国学力調査の県別ランキングでは、秋田県は全国1位で、佐賀県は全国43位でした。一概には言えませんが、どの子も行き届いた教育を保障するためには、競争教育や格差教育ではなく、少人数学級で一人一人にきめ細かく目を配り集団学習の中でこそ学習効果が期待できるのではないでしょうか。ICT教育は学習ツールの一部であることを改めて指摘しておきます。


by kondou-yoshie | 2021-09-15 13:30