13日の教育福祉常任委員会決算審査で下記のように求めました。
前橋市は昨年度ギガスクール構想に基づいて児童生徒に1人1台タブレットを約19億円かけて配備しました。
文科省はギガスクール構想の目的は、子どもたち一人ひとりに対して個別最適化された創造性を育む教育、主体的かつ対話的な学びのツールとなると述べています。
どの子も等しく学び、わからないところもしっかりと理解できるようにするのが学校の役割でありそれを補完するツールとして活用することは大事です。
競争教育や教育格差を生む可能性
少人数学級こそ最優先課題
教育のICT化に関し、授業環境の先進度で、全国1位の佐賀県は87・1%で、最下位の秋田県は17・3%です。デジタル教科書の整備率は佐賀県は100%で全国一です。他方、全国学力調査の県別ランキングでは、秋田県は全国1位で、佐賀県は全国43位でした。一概には言えませんが、どの子も行き届いた教育を保障するためには、競争教育や格差教育ではなく、少人数学級で一人一人にきめ細かく目を配り集団学習の中でこそ学習効果が期待できるのではないでしょうか。ICT教育は学習ツールの一部であることを改めて指摘しておきます。