学習機会の確保の予算約7,827万円追加 一方、PCR検査予算はなぜないのか?!
2021年 09月 01日
前橋市議会が9月1日から24日まで開催されます。今議会で追加補正予算として、前橋市立の全学校に下記の予算が提案されました。
2学期の学校感染防止対策を予算化
二酸化炭素濃度測定器、室内の空気を衛生的に保つために市立幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校、市立高校の1071教室に配備する。
感染症対策要員の配備、同全市立学校(園)に校内内の共有部分の消毒を専属業者が行う。
マスクや消毒用アルコールを追加配布を行う。全市立学校(園)
また、LTE回線使用料、及びGIGAスクールサポーターの増員などの予算を含めて総額約7827万円です。
太田市にならい検査の実施を
この予算には抗原検査やPCR検査費用は含まれていません。
文科省は全国に抗原検査80万キットの配布を発表しましたが、教職員が対象で、鼻腔検査キットの使用は医療行為となり、採取するには課題があります。
一方、太田市が独自に実施する抗原検査キットは唾液を採取する方法で、教職員、市立全児童生徒を対象に3万1千個発注し、自宅に持ちかえって、学校に提出する方法で行います。
今、感染者は低年齢化している現状から、無症状者をとらえ感染の広がりを抑えるためには、教職員をはじめ、児童生徒の抗原検査および、PCR検査を実施する予算をただちに計上すべきです。