前橋市議会議員の近藤よしえのブログです


by kondou-yoshie

赤城南麓の環境と木質バイオマス発電を考える会が陳情

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赤城南麓の環境と木質バイオマス発電を考える会は
山本龍前橋市長に木質バイオマス火力発電施設建設の白紙撤回を求める陳情書
184名の署名を細野副市長に提出し、懇談しました。
 以下は陳情の趣旨です。
(株)関電工が出力6700kw、一般家庭7700世帯分の消費電力量、年間8万トンの間伐材等を焼却して蒸気を起こして発電する木質バイオマス発電(火力)を建設する計画が電力中央研究所赤城試験場(前橋市苗ケ島町)の西側の一部敷地を取得して進められています。間伐材の調達区域について当初の説明資料は群馬県と記述、その後、群馬・栃木・長野・埼玉県と範囲が広域になり、説明の食い違いがおきています。間伐材の調達は林業を保全しながら供給できるのかも疑問です。北関東でも放射線量の高い地域もあり、焼却すると40倍に濃縮されるので環境汚染や健康被害が心配されます。地下水の大量くみ上げによる地下水の枯渇も深刻な問題です。赤城南麓は農畜産物生産や養魚、観光など盛んで、生業を支えていることから風評被害も心配されます。
 当該施設は大胡クリーンセンターの1日当たり最大処理可能量(108トン)の2倍以上の大規模な施設になり、放射能をはじめダイオキシン、二酸化炭素などごみ処理場と同等の規制が求められます。しかし、清掃工場建設では環境影響調査・近隣住民への同意・廃棄物対策法・環境汚染防止法や土壌汚染防止法などの厳しい基準をクリアしなければなりませんが、これらの厳しい規制の対象になりません。自然エネルギーだからと言っても、しっかりとした規制は必要です。
栃木県の那珂川町では建設された木質バイオマス火力発電所に福島ナンバーの車両による搬入が確認され、住民から批判が起こり、新たにバグフィルターの設置が求められる問題が起こりました。このようなことから、高濃度に汚染された間伐材が紛れ込まないか、放射能の2次汚染が起きないか心配されています。
当該建設予定地の隣接地には100軒の住宅団地があります。私達は環境汚染や健康被害などへの不安・当該施設からの地下水の大量くみ上げによる住宅団地の飲料水用の井戸の枯渇などへの深刻な不安があります。したがって、具体的な建設計画について十分な説明会が求められますが事業者は応じていません。住民の理解あってこそ成功する事業なのではないでしょうか。よって、下記事項を陳情します。
                        記
赤城南麓の環境を守るため木質バイオマス施設の白紙撤回を求めていただくこと。
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by kondou-yoshie | 2015-07-17 14:35 | 木質バイオマス火力発電